まめまめ知識

副住職が個人的見解で書いております。

批判・ご指摘もあるかと思いますが、副住職の勉強のため、

ご理解をいただき、お読みいただければ幸いです。

散華とは

 散華とは法要などで仏様をおよびするときに散らします。

仏様が降りてこられるときに、花びらが舞い散り、その花びらの上に降りてこられることを表し、また、道場を清めるために行われます。

 

 さらには、法要で使われた散華を持ち帰り、お守りとして身につけると、仏様のご加護をいただけると言われております。ですので、悪いことや・嘘をつくなどすると仏様が守ってくれなくなりますよ。(笑)

西光寺・永福寺の法要で使われる散華 

(これ以外のデザインもあります)

通夜での心

私が通夜のあとには、いつも同じ話をします。

我々は身近な人が亡くなると大きな悲しみに包まれます。しかし、その心を我慢して通夜・葬儀では皆さんにはお見送り・送り出しをしてくださいとお願いします。

お見送りとは、帰ってきてほしいの気持ちではなく、安心して仏様の世界に旅立ってほしいと願う気持ちです。通夜・葬儀のように『人の死』を迎えると自分の心の中に故人に対して、これだけはやっておきたかったという『後悔の念』と過去振り返ってみて、あんなことやらなければよかったという『反省の念』の2つがわき起こってきます。

お見送りのためには自分のことを心配してもらうのではなく、自分のことは大丈夫だから安心してほしいと考えるのです。

そのため『後悔・反省』をよく考え、それを心に刻み、今後自分の生活で人のことを考えた生活を送ることを故人に誓っていただきます。

この誓いをした自分の心と姿を葬儀で故人に向けて見せて、『自分のことは心配かけないように気をつけるから安心して仏様の世界に旅立ってください。』と手を合わせ、それに併せて仏様には無事に仏の世界に連れて行ってくださいと願うのです。

 

ーーーーこの話は副住職が通夜に行った際、話をしています。上記文より詳しく話をしていますので、ご機会があったときは聞いてみて下さい。ーーーー